数字だけでは
測れない心地よさ

家も人間も、日当たりや風通しなど「自然」を感じられる環境が一番大切。そこには人工的で機械的な住空間には生み出せない、穏やかで健やかな居心地の良さがあるからです。

私たちが住む福岡は、夏も冬も比較的気候に恵まれています。ですから、やみくもに高気密・高断熱の性能を追い求める必要はありません。この地域が持つ温厚な気候・風土を家の中に取り込み、自然の光・風・力をうまく活かしたパッシブな設計にすることで、夏は軒で日差しを遮断して涼しい風を運び、冬は太陽の陽差しを採り入れてほっこりと暖を取ることができます。新鮮な空気と光は私たちの五感を満たし、人間が本来持つ耐寒・耐暑の適応能力を高め、心からリラックスできる快適で健やかな暮らしを叶えます。西尾建設が提案するのは、そんな自然の力を最大限に活かした「パッシブな暮らし」。まずはパッシブなやり方で自然の力を利用し、足りない分は最新のテクノロジーで補い、人間と地球にやさしい持続可能な住まいを築きます。

そしてもう一つ、無垢材や漆喰、木質繊維の断熱材など、自然素材をふんだんに使うことも私たちのこだわり。高温多湿な気候に配慮し、湿気を吸ったり吐いたり調湿効果ある自然素材を多用することで、夏はカラッと涼しく、冬はじんわり暖かな快適空間に仕上げています。肌で、そして心で、「気持ちいい」「ずっとここで寛いでいたい」と感じる心地良さ。安らぎをもたらす家にはこうした自然素材の力が大きく関わっています。