KAWANISHIブログ

柳川市T様邸 杭工事

先日の杭工事の模様です。

 

環境パイル工法で行いました。

環境パイル工法はAQ 認証(優良木質建材等認証)取得をしている自社工場で加圧注入木材保存処理をした木材を使用する住宅地盤基礎補強の新工法です。

経験や勘ではなく地盤調査を実施し、必要な杭長や本数を決定します。

木材を利用した地盤補強工法として(財)日本建築総合試験所の建築技術性能証明書を地盤業界で初めて取得しました。

 

[下記抜粋]

 

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住宅の地盤改良がクリアしなければならない課題はたくさんありますが、安定して家屋を支え続ける耐久性も重要です。

特に本工法においては白アリなどに対する対策は万全でなければなりません。環境パイル工法は、この点でも従来の水準を上回る品質を確保。

■専用釜で加圧注入木材保存処理
長期にわたる耐久性を確保するためには、加圧注入木材保存処理が万全でなくてはなりません。
環境パイル工法に使用する木材は専用の釜で確実な加圧注入木材保存処理を施し、従来に比べ耐久性を格段に向上させています。

この処理を施すことで、JAS が規定する保 存処理性能区分でK4相当(極めて高度の耐久性が要求される用途向けの性能)の防腐・防蟻を実現しました。

■白アリも怖くない
腐朽や白アリを防ぐ独自の薬剤処理をすることで、長い年数を経てもその品質は持続します。エコと耐久性を併せ持つ地盤改良が可能となりました。

■土壌汚染の心配がない
木材は通常、空気等があると白アリや腐朽菌が発生するため使用が水場に限られていました。

しかし本工法は腐朽防止加工されているため木材の使用が水場に限定されません。

もちろん加工された木材からの薬剤流出もないため土壌を汚染しません。

 

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■地盤補強材の耐久性について
耐久性については、愛知県知多郡美浜町にある社有野外試験場にて、

スギの辺材(柾目)を3cm×2cm×45cmに製材した試験体を地中部に約22.5cm貫入した状況で15年以上に渡り暴露状態で放置後、

試験体の腐朽状況等を比較し確認しました。

 

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住宅の地盤改良に求められるのは安定した支持力とその持続です。
私たち兼松日産農林が開発した環境パイル工法は、他の地盤補強工法と同程度の支持力を確保します。

本工法の特徴は土と木材の好相性から起因する周面摩擦力の大きさによるものと考えられております。

■強力な周面摩擦力
環境パイル工法は、他の補強工法と比べ、特に周面摩擦力で大きい支持力を発揮します。

また本工法は支持力係数を明確に設定するために専用の機械を用いて円柱状に成形されております。

確かな設計及び施工が可能になりました。

■先端地盤を乱さない
環境パイル工法に使用する部材は先端部分を尖らせずに、フラット状に加工しています。

そのため先端地盤を乱すことなく、大きな先端支持力が得られます。

 

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■最大15 トンもの圧入力
圧入には最大15 トンの力で圧入が可能な専用重機を用います。

また本施工機は、施工時の圧入力をその都度計測することができるので、タイムリーで確実な施工管理が可能です。

 

 

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